Sony RX1R IIIレビュー|61MPフルサイズを500g未満で携帯できる唯一機
ベスト用途
軽量重視の登山・旅行(500g未満でα7R5同等画質、61MPで後からクロップ自在、SNS・プリント両対応) / 写真+動画併用クリエイター(35mm/50mm/70mmクロップで単焦点3本分、4K30p・LUT・外付けマイク対応) / α7R5サブ機(同じセンサー・画像エンジンで写り近い、街歩き・スナップで大型ボディ出せない時の代替)
向かない人
万能機希望(手ブレ補正なし、モニター固定式、防塵防滴非対応、バッテリー300枚で1日4個必要、動画手ブレ補正弱い) / コスパ重視(66万円は高額、α7CR 37万円で20g差、Fuji X100VI 30万円で半額、同センサーα7R5 45万円で万能) / 動的な撮影(メカシャッター1/2000上限で日中開放は白飛び、NDフィルター必須、動画手ブレ補正は電子式のみ)
YouTuber意見の合意点・相違点マップ
👍 みんなが褒めていたところ
- 61MPフルサイズを500g未満(498g)で実現した唯一無二性。α7R5同等センサー・BIONZ XR・AIプロセッシングユニット搭載で最高画質を極小ボディで持ち歩ける
- クロップ機能が実用的。35mm(61MP)→50mm(29MP)→70mm(15MP)にボタン一つで切り替え、レンズ交換不要で単焦点3本分の自由度。SNS・プリント両対応
- ツァイス Sonnar 35mm F2レンズ(10年前と同じ)の描写が魅力的。青っぽい色味、コントラスト高めでパキッとした固めの写り。オールドレンズライクな雰囲気
- クリエイティブルック FL2/FL3が追加。FL2がコントラストやや高く落ち着いた発色でノスタルジック、FL3がクリアな発色。撮って出しJPEGでも楽しめる
- AF性能良好。被写体認識自動、α7R5並みの速度。人・車を自動認識してバチッとピント合う。写真では十分、動画でも固定撮影なら快適
- 軽量さが持ち出しハードルを下げる。500mlペットボトルより軽く、胸ポケット・バッグにスッと入る。大型ボディだと目立つシーンも気軽にシャッター切れる
- 動画: 4K30p・10bit、1080p120p対応。LUTプレビュー可、外付けマイク(ECM-M1)ケーブルレス装着、日付フォルダ分け等ソニーならではの使いやすさ
- リーフシャッターで高速シャッター可能。F5.6で4000分の1、NDなしで日中ストロボ撮影可能(2000分の1まで)。躍動感ある瞬間を捉えられる
- 旅行・登山・子連れ散歩に最適。荷物軽量化しつつ最高画質で記録、後から複数構図で切り出しSNS投稿可能。限られた撮影時間でも多様な表現
- α7R5ユーザーのサブ機として優秀。写りが近く、街歩き・スナップで大型ボディ出せない時の代替。α7R5で弱点カバー、RX1R3で機動性優先の使い分け
⚠️ 意見が分かれたポイント
- 価格評価:もろんのん「67万円お値段可愛くない、散財したがソニー応援の気持ち」 vs AUXOUT「60万円高すぎ、スペックから見れば40万が適正」 vs けーすけ「69万円明らかに高い、唯一無二性考えれば適正価格ではある」
- 比較対象の評価:もろんのん「言及なし」 vs AUXOUT「α7CR 37万円(20g差)、Fuji X100VI 30万円(半額)、α7R5 45万円(万能機)の方がコスパ良い」 vs けーすけ「α7C2・α1M2と仕様違う、マニュアルフォーカス時にAF効かない」
- バッテリー持ち:もろんのん「1日2時間酷使で100%→50%、予備1〜2個必要」 vs AUXOUT「公式300枚だが実際はそこまでいかない」 vs けーすけ「1日写真+動画で4個必要、モバイルバッテリー推奨」
- モニター固定式の受け止め:もろんのん「言及なし」 vs AUXOUT「前モデルはチルト式だったのになぜ削った、多少厚くなってもチルト残してほしかった」 vs けーすけ「逆に良く感じてきた、工夫して撮ろうとなる新鮮さ」
- 手ブレ補正の影響:もろんのん「手ブレ補正なし、暗所で手ブレしやすいデメリット。動画は電子手ブレ補正アクティブ」 vs AUXOUT「言及なし」 vs けーすけ「動画の電子手ブレ補正は弱い、カメラ動かすとグワグワ。固定撮影推奨、シャッタースピード80-100分の1に上げる必要」
- Leica Q3との比較:もろんのん「言及なし」 vs AUXOUT「Q3 100万円、質感・デザイン・所有欲はQ3が圧倒的。使いやすさはRX1R3が上、クロップ実用的」 vs けーすけ「言及なし」
YouTuberレビュー要約
3行要約
61MP・500g未満でフィルムカメラContax T2の代替に。35mmツァイスレンズ、クリエイティブルックFL2で西日も程よく撮って出し楽しい。67万円お値段可愛くないがソニー10年ぶりRX1復活を応援したい
本当にコンパクトで軽いに限る。大きいレンズで街中歩いてるとちゃんと撮らなきゃってなるけど、このサイズ感だとスマホで写真撮るみたいな感覚でパシャパシャいっぱい撮れる。動画も綺麗に撮れるのが楽しい
ユニークな指摘
「Ricoh GR4フラッシュ非搭載で買わず、RX1R3を購入」とスナップカメラ選定経緯を告白。フィルムカメラContax T2の代替として位置付け、クリエイティブルックFL2で撮って出し楽しむ
3行要約
61MPフルサイズ500gの唯一無二。α7R5メイン使いで街歩き・旅行サブ機に最適、クロップ実用的で単焦点3本分の自由度。ただし60万円は高い、万人におすすめできず極めて人を選ぶカメラ
これは誰にでもおすすめできる万能機ではなく、コンパクトさ・高画素でしか味わえない撮影体験、撮影以外の課題をそれで解決できる、そのことに60万円を追加しても価値を見出せるごくごく限られた一部の人に刺さるカメラ
ユニークな指摘
「α7R5既存ユーザーのサブ機」として位置付け。α7CRは一回り小さいだけで買う理由にならないが、RX1R3は二回り小さくインパクト大。娘の成長を最高画質でいつでも残せる価値と自分に言い聞かせる
3行要約
写真+動画併用に完璧。妻の動画を固定撮影、外付けマイクECM-M1・LUT・日付フォルダ分けでα1M2並み画質。69万円明らかに高いがニッチな自分にピッタリ、買って後悔なし
僕の用途としてはサクサクと写真も撮りたいよ、なんだけど動画も撮りたいよっていうのがメインでありました。このコンパクトさからこの画質出るんやというのが本当に感動。めちゃくちゃこのカメラ僕にとってぴったりだなと
ユニークな指摘
「写真+動画併用・固定撮影」という極めてニッチな用途に特化。α7C2・α1M2と仕様違う点(マニュアルフォーカス時にAF効かない)を指摘しつつ、モニター固定式を「逆に良く感じてきた、工夫して撮ろうとなる」と肯定的評価
画質・描写力
👍 みんなが褒めていたところ
- 61MPフルサイズセンサーとツァイスレンズによる圧倒的な高画質。このサイズからこの画質が出ることに全員が感動
🎙️ YouTuberの声(ハイライト)
センサーは61メガピクセルのアルファー7 R 5やアルファー7 CRと同等のフルサイズセンサーになっているので高解像度かつ広いダイナミックレンジを叶えてくれてます
実際に使ってみると想像以上にインパクトがあります。このサイズ感で同じクオリティの写真を気軽に撮れるっていうこれだけでもねやっぱり価値があると感じました
たくさん使ってきてこのコンパクトさからこの画質出るんやというのが本当に感動ですね
📝 編集部まとめ
α7R5と同等の61MPフルサイズセンサーを500g未満のボディに搭載した画質は、レビュアー全員が感動するレベル。高解像度と広いダイナミックレンジにより、コンパクトカメラの常識を覆す描写力を実現している。
携帯性・軽量性
👍 みんなが褒めていたところ
- 約498gという軽量性が最大の魅力。フルサイズ高画素機を気軽に持ち出せる革命的な体験
🎙️ YouTuberの声(ハイライト)
重さはなんと約498g。めっちゃ軽い500ミリペットボトルより軽い重さなのでこれだけのフルサイズ機でスペックを持ちながらもよくぞ500gまでコンパクトに設計してくださったのはもう本当にありがたいです
α7R5のようなこういった大型ボディを持ち出すと目立つので気軽にシャッターを切れないっていう場面ありますよね。でもこっちだったら一回りも二回りも小さいサイズ感で同じクオリティの写真を気軽に撮れる
軽いことはないよねそういうことによって何がいいのかっていうと、やっぱり持ち出すハードルもすごい低くなるし、このサイズ感だとなんか本当にもうスマホで写真撮るみたいな感覚でパシャパシャいっぱい写真撮れる
📝 編集部まとめ
500g未満という軽量性は数字以上のインパクトがある。α7R5では気軽に持ち出せないシーンでも、このサイズなら日常的に高画質撮影が可能。登山、旅行、子連れ散歩など、荷物を軽くしたい全てのシーンで真価を発揮する。
クロップ機能
👍 みんなが褒めていたところ
- 61MPの高画素を活かし、35/50/70mm相当をボタン一つで切り替え可能。まるで単焦点3本を持ち歩く快適さ
🎙️ YouTuberの声(ハイライト)
61MPあるので35mmから50mm、70mm相当に切り替えても十分な画素数が残ります。50mmでも約29MP、70mmでも15MP残るのでSNSやウェブ用途はもちろんプリントでも困らない解像度です
35mmだと本当にこういうなんでもないとこでもちょっと思わずねシャッターを切りたくなる。被写体がやっぱ35mmだと遠くって50mmとか70mmとかにサッとワンタップしたらアクセスできるのがめっちゃ強いなと思いました
クロップもねサイドからピュッと内側にスライドするとタッチでスライドするとメニューが出てきてこの35mmのクロップのところをタップすると画角を変更することができます。僕はだいたい50mmで使うことが多いです
📝 編集部まとめ
高画素の恩恵を最大限に活かしたクロップ機能は、このカメラの核となる価値。レンズ交換なしで35/50/70mmを使い分けられる快適さは、スナップやポートレート撮影で真価を発揮。後からトリミングできる自由度も魅力。
ツァイスレンズ描写
⚠️ 意見が分かれたポイント
- ツァイスゾナー35mm F2の描写は好みが分かれる。クラシカルな柔らかさを愛する声と、現代的なシャープさを求める声が並存
🎙️ YouTuberの声(ハイライト)
AFは最新のGMと比べると若干遅めでモーターの駆動音っていうのも正直聞こえてきます。開放では全体的に少しソフトな写りをしていますが、逆に柔らかい表現が好きという人にはハマるレンズかなと思います。正直好みは分かれる部分かなと思います
ツァイスレンズがならではなんですよ僕は結構このツァイスレンズ好きで。開放F2とかF2.5あたりだとちょっとねフリンジが目立ちます。僕はこのねちょっとオールドレンズライクな昔のレンズっぽい写りっていうのはすごく好きなので僕はこの辺はねマイナスには感じてないです
レンズはツァイスのゾナー35mm F2の単焦点レンズで旧型と同じものを継承していますね。35mmっていうのがめっちゃいいなと思って、街中スナップとか旅先だと35mmくらい欲しいなって思うことが非常にあるので
📝 編集部まとめ
10年前のツァイスゾナー35mm F2を継承したレンズは、クラシカルな描写が魅力であり、同時に弱点でもある。開放での色収差やソフトな写りは、オールドレンズ的な味わいを好む人には最高だが、最新GMレンズのシャープさを期待すると物足りなさを感じる可能性がある。
オートフォーカス
👍 みんなが褒めていたところ
- 被写体認識AI搭載で、人・車など自動検知してピントを合わせる信頼性。街中スナップでは十分実用的
🎙️ YouTuberの声(ハイライト)
処理エンジンに関してはBionzXRやAIプロセッシングユニットが搭載されているのでもちろんオートフォーカスもとっても早いです。街中だったらもう人でも車でもオートにしとけば取りたいものにバチッとピント合わせてくれているのがめっちゃ心強いです
それでいてこういういい感じの色味で撮影できるのにさらに被写体の認識しかも自動で認識っていうのがあったりするのでかなりオートフォーカスも早いっていうのがすごく嬉しいポイントです
📝 編集部まとめ
最新のBionzXRとAIプロセッシングユニットにより、被写体認識AFは十分実用的。レンズ自体のAF速度は最新GMレンズより遅いものの、街中スナップや日常撮影では全く問題なく、むしろAIによる自動検知の信頼性が心強い。
クリエイティブルック
👍 みんなが褒めていたところ
- 新搭載のFL2・FL3が好評。特にFL2のコントラスト控えめでハイライト抑えめな色味が撮って出しで映える
🎙️ YouTuberの声(ハイライト)
新しく追加されたのがFL2とFL3が新しく搭載されました。FL2はコントラストがやや高く落ち着いた発色ノスタルジックな雰囲気。西日の強い時間帯だから、そもそもコントラストがちょっと強めなんですが逆に程よい感じになって、撮って出しでもすごい楽しかったです
クリエイティブルックがちょっと増えましてFL、FL2、FL3っていうのが出ました。僕はねFL2が好きですちょっとだけFL1よりもコントラストが低くてなおかつハイライトがちょっと抑えられてるっていうのがFL2でそれがね僕は結構好きだなという風に思っています
📝 編集部まとめ
新搭載のFL2・FL3クリエイティブルックは、ツァイスレンズの描写と相まってフィルムライクな表現を実現。特にFL2は強い光の下でも程よいコントラストに仕上がり、撮って出しJPEGでも満足度が高い。ソニーの新しい色表現の可能性を感じさせる。
動画性能
⚠️ 意見が分かれたポイント
- 4K30p・1080p120pは日常Vlogには十分だが、動画メインの人には物足りない。手ブレ補正も電子式のみで制約あり
🎙️ YouTuberの声(ハイライト)
動画だと4K30pの10ビットや1080p120pに対応していますまあ普通になんか日常Vlogとか取る分には全然いい感じですね。動画メインの方からしたらもしかしたらちょっと物足りないところがあるかもしれないです
動画の撮影に関してもかなりいいなと思っています。手ブレ補正これ写真の場合はついてないんですよね。手ブレ補正は動画の際の電子手ブレ補正のみになります。カメラを動かさない方がいいよっていうのは、固定したとしてもあんまり手ブレをさせないのが重要です
ソニーのECM-M1という紙マイクを持ってるんですけどもケーブルなしでそのマイクをつけるだけで音声がマイクで収録できたりします。LUTを入れられるっていうのもすごく便利でプレビューは自分のLUTを入れてそのLUTでプレビューしながらログ撮影で収録するということができます
📝 編集部まとめ
動画性能は4K30pと割り切りが必要だが、日常Vlogや固定撮影メインなら十分実用的。ソニー純正マイクやLUTプレビューなど、エコシステムの恩恵は大きい。ただし電子手ブレ補正のみでISO制限もあり、動画メインの用途には不向き。
️ 操作性・使い勝手
👍 みんなが褒めていたところ
- コンパクトながらカスタムボタン8個搭載で操作性は良好。ソニーならではの充実したカスタマイズ性
🎙️ YouTuberの声(ハイライト)
使いやすさっていう点においてはこっちのRX1R Mark3の方が圧倒的に上です。Q3はモードダイヤルもないしメニュー以外で機能が割り当てることができるボタンっていうのも4つしかないので撮影中ほんとね頻繁にメニューに潜らなきゃいけない。その点こっちはね本当機能が割り当てられるボタンっていうのも8つもあるしすごくねこのコンパクトなボディながら直感的な操作っていうのが可能になってます
結構でコンパクトなボディなんですけどもカスタムボタンが多くて上にC1個カスタムボタンがあって後ろにC2がありC3がある。ダイヤルに関してなんですけどもまぁここに一つダイヤルがあってなおかつここの親指側にダイヤルがあります
📝 編集部まとめ
コンパクトボディながら8個のカスタムボタンと充実したダイヤル配置により、操作性は非常に良好。ライカQ3のようなメニュー潜り頻発の煩わしさがなく、撮影に集中できる設計。ソニーの使い勝手の良さが凝縮されている。
バッテリー持ち
⚠️ 意見が分かれたポイント
- FZ50小型バッテリーで持ちが弱い。1日撮影なら予備バッテリー2~4個、またはモバイルバッテリー必須
🎙️ YouTuberの声(ハイライト)
ちょっともったいないなって思ったなバッテリーがねー普段私も使ってる100じゃなくて50のちょっとちっちゃい方なんですよね。1日中いっぱい取りたいんだったらもう一個予備バッテリーがあった方がいいかも。2時間くらい色々しっかりめに使って100%だったのが今50%くらいまでなってる
バッテリーはねちょっとやっぱ弱いは弱いです。写真も動画も撮って1日中つけてると4個は必要かなって感じ。もうモバイルバッテリー推奨ですね4個バッテリー持ってくよりもモバイルバッテリーの方が効率はいいと思う
バッテリー持ちも公式では300枚と歌ってるんですけど実際運用するとそこまでいかないんじゃないかなと思うのでかなり控えめな方かなと思います
📝 編集部まとめ
小型化のためFZ50バッテリーを採用した結果、バッテリー持ちは明確な弱点に。1日しっかり撮影するなら予備バッテリー複数個またはモバイルバッテリーが必須。USB-C充電対応なので、モバイルバッテリー活用が最も現実的な運用方法。
シャッター制約
⚠️ 意見が分かれたポイント
- リーフシャッター方式で制約あり。メカシャッターは1/2000秒まで、日中開放撮影にはNDフィルター必須
🎙️ YouTuberの声(ハイライト)
リーフシャッターなので、開放時のシャッタースピードは1/2000が上限で、内蔵NDもないので、明るい日中で開放で撮影すると簡単に露出オーバーになります。F5.6まで絞れば1/4000秒まで上げることはできるんですけどそれ以上は電子シャッター頼みになります
レンズシャッターになるから普通だったら1/125とかまでしかストロボを使えなかったりするのが1/2000のシャッター速度でもNDフィルターなしでシャッターを押すことができます。絞り値を5.6まで絞ると1/4000までシャッター速度がいけるので本当にね動いているところとかをね躍動感ある感じでパシャってとってもかっこよく瞬間を捉えてくれる
このカメラシャッターの方式がメカシャッターという物理的にシャッターを下ろす方式と電子シャッターと2種類あるんですよね。メカシャッターの場合はシャッタースピードが1/2000までしかいかないです。日中カンカン照る瞬間でF2で撮影しようとしても白飛びしちゃいます
📝 編集部まとめ
リーフシャッター方式による制約は日中撮影で顕著。メカシャッター1/2000秒制限により、開放F2での撮影には電子シャッターまたは外付けNDフィルターが必須。自動切り替え非対応も煩わしさを増す。ただしフラッシュ使用時の高速シャッターは大きなメリット。
固定モニター
⚠️ 意見が分かれたポイント
- 背面モニター固定式は賛否両論。前モデルのチルト式から退化した点は残念だが、逆に新しい撮影を楽しむ声も
🎙️ YouTuberの声(ハイライト)
一番どうしても許せないのは背面モニターが固定式になってしまったっていうこと。これがね前のモデルではチルト式だっただけになぜここを削ったんだっていうあのね気持ちがどうしても拭えなくて。正直多少厚くなったとしてもそのチルト式のモニターを残してくれればよかったのに
モニターに関してなんですけどもモニターはねやっぱチルトした方がいいかなと思ってるんですけどもなんか逆によく感じてきました。モニターね動かないことによってなんかもっと工夫して撮ろうってなるんですよ。いつもとは違う画角で撮ろうという感じになるので新しい映像が撮影できるようになった新しい写真だったり映像が撮影できてるなっていう感じがしました
📝 編集部まとめ
前モデルから退化した固定モニターは明確な弱点。軽量化のための割り切りと思われるが、ローアングル撮影や自撮りでの不便さは否めない。一方で「制約があるからこそ工夫する楽しさ」というポジティブな捉え方もあり、撮影スタイルによって評価が分かれる。
価格・コストパフォーマンス
⚠️ 意見が分かれたポイント
- 実売60~67万円は高すぎる。スペックだけなら40万円が妥当だが、唯一無二性を考えると適正価格という複雑な評価
🎙️ YouTuberの声(ハイライト)
価格の話です。このカメラのことを話す前に絶対言っておかなきゃいけないなと思うところですね。僕も正直このカメラを最初見た時高すぎるやろと。ソニー公式だと69万円実売で言うと60万ぐらい。高いよね明らかに高い。そして今でも高いと思っています。僕の感覚値で言うと高くても40万ぐらいの価格感なのかなっていう風には思ってはいた
実売約60万円となっていてこの数字をね聞いた瞬間にいやいや高すぎるでしょと誰が一体そんなカメラを買うんだって思った人もね多いと思います。ただねそれでも買っちゃったんですよね。1週間ぐらい使ってみた結論を先に言うと後悔はしてないです
お値段は可愛くない67万円くらいだったかな70万円しないくらいだったと思うのでお値段は全く可愛くはないんですけどもやっぱねやっぱソニーユーザーとしてはちょっとソニーさんが10年ぶりにねこのカメラ一体型のRX1を出したということで応援っていう気持ちを持って散財したところです
📝 編集部まとめ
60万円超という価格は誰もが「高い」と認める水準。スペックから見れば40万円が妥当という意見が多い。しかし61MPフルサイズを500gで持ち歩ける唯一無二性、ソニーの10年ぶりの挑戦への応援など、価格以外の価値を見出した人は後悔していない。極めて人を選ぶ価格設定。
おすすめユーザー層
👍 みんなが褒めていたところ
- 万人向けではなく、特定ニーズを持つ人に刺さる極めてニッチなカメラ。4つのターゲット像が明確
🎙️ YouTuberの声(ハイライト)
大きく4つのパターンが思い浮かびます。まず一つ目がまさに僕のパターンなんですけどすでにねα7R5をメインで使っている人。この写りにはすごく満足しているんだけれどももう少し小さく持ち歩きたい。α7CRだとさすがに一回り小さくなっただけっていうのでは今一つ買う理由にならなかった。そういう人にとってはこっちのRX1RM3は本当に二回り小さいのでその差っていうのはかなりインパクトがあります
正直写真だけ撮るんであれば他のカメラでも全然選択肢があるんですけどもやっぱオートフォーカスも効かせながら動画も撮りたいよって人は結構ねこのカメラ合ってるのかなという風に思っています。僕の用途としてはサクサクと写真も撮りたいよなんだけど動画も撮りたいよっていうのがメインでありました
📝 編集部まとめ
このカメラが刺さるのは、①α7R5サブ機として二回り小型化を求める人、②クロップ活用のスナップ撮影者、③レンズ沼回避のマルチメーカーユーザー、④軽さ最優先の登山・旅行者の4タイプ。さらに写真+動画(固定撮影)の両立を求める人にも最適。極めてニッチだが、ハマる人には唯一無二の価値がある。
⭐ 総合評価
👍 みんなが褒めていたところ
- 万人におすすめできないが、ハマる人には唯一無二の存在。高価格だが買った人は後悔していない満足度
🎙️ YouTuberの声(ハイライト)
多くの人にとってはα7CRとかを選んだ方がやっぱりコスパ的にはいいと思います。安いし機能も揃ってるし苦手なシチュエーションっていうのも少ないので後悔もやっぱり少ないと思うんですが。ただしこのサイズ感にプラスで20万円以上払う価値を感じることができるという人にとってはやっぱり唯一無二というのもまた間違いはないのかなというふうに思います
とってもとっても日常の相棒になりそうです。またこの後撮った写真を載せておきますぜひこの写真がいいなとかこの部分どうですかみたいなのがあったらまた長期レビューもできたらやりたいなと思っています
めっちゃこのカメラ僕にとってぴったりだなっていう風に感じてます。他の人は分かんないよこんな写真と動画を併用して撮るみたいなパターンってあんまないと思うんで正直僕みたいなパターンじゃないと活かしきれないのかなっていう風には思ってはいるんですけども逆に言うと僕の用途にはすごくぴったりなカメラになっています
📝 編集部まとめ
Sony RX1R IIIは、万人向けではなく極めて人を選ぶカメラ。60万円という価格、バッテリーや固定モニターなどの弱点を考えると、コスパ重視ならα7CRやα7R5が正解。しかし61MPフルサイズを500g未満で持ち歩ける唯一無二性、クロップの自由度、ツァイス描写の魅力に価値を見出せるなら、買った後の満足度は非常に高い。「高いが後悔してない」という評価が全てを物語る、ニッチだが完成度の高いカメラ。
📊 機種比較・あなたに合うのはどれ?
3つのモバイルバッテリーを比較して最適な選択を
Sony RX1R III
- 61MP フルサイズ裏面照射CMOS/ZEISS Sonnar T* 35mm F2 固定レンズ/693点位相差AF + AI AF
Leica Q3
- 60MP フルサイズセンサー/28mm F1.7 固定レンズ/可動式液晶 + 8K動画対応
Fujifilm X100VI
- 40MP APS-Cセンサー/23mm F2 固定レンズ/ハイブリッドOVF+可動液晶
デメリット・注意点
- 価格が66-70万円と高額、スペックから見て40万円程度が適正価格(複数YouTuber指摘)
- バッテリーがFW50で小型、持ちが悪く1日で3-4個必要、モバイルバッテリー必須(複数YouTuber指摘)
- 背面モニターが固定式でチルト不可、前モデルから退化(複数YouTuber指摘)
- 手ブレ補正なし(写真)、電子手ブレ補正のみ(動画)でグラグラしやすい(複数YouTuber指摘)
- レンズが10年前モデルから変わらず、AFが最新GMより遅くモーター音が聞こえる(AUXOUT指摘)
- メカシャッターが1/2000まで、日中開放撮影で露出オーバー、内蔵NDなし(複数YouTuber指摘)
- 防塵防滴非対応、動画機能が4K30Pまでで本格動画撮影には物足りない(AUXOUT指摘)
- 開放時に色収差・フリンジが出やすい、不具合が多い個体もある(複数YouTuber指摘)
🎯 購入推奨・非推奨
✅ 買うべき人
- すでにα7R5を持っていて軽量サブ機が欲しい人(同じ写りで二回り小さい安心感)
- クロップ機能をフル活用したい人(35/50/70mm相当をボタン一つで切り替え、レンズ交換不要)
- 写真も動画も撮りたい人(フィックス撮影中心なら最適、RAT対応で便利)
- 登山・旅行で軽さ最優先の人(498gでフルサイズ61MP、500mlペットボトルより軽い)
- ソニー以外のユーザーでシステムを広げたくない人(レンズ固定式で沼回避、1台完結)
- スナップ・ポートレート中心の人(35mmが使いやすい、ツァイスレンズの柔らかい描写)
- 子連れお散歩で最高画質を残したい人(軽量で持ち出しやすく、後でクロップ活用可能)
❌ 買わないほうがいい人
- コスパ重視の人(α7CR 37万円、α7R5 45万円の方が機能充実)
- チルトモニター必須の人(固定式のみ、前モデルから退化)
- 手ブレ補正が必須の人(写真は手ブレ補正なし、動画は電子手ブレ補正のみ)
- 本格的な動画撮影をしたい人(4K30Pまで、カメラワークに弱い)
- 防塵防滴が必要な人(非対応、雨天・過酷環境での使用不可)
- ライカQ3のブランド力・質感が欲しい人(Q3は100万円だが所有欲が圧倒的)
- バッテリー持ちを重視する人(1日3-4個必要、モバイルバッテリー必須)
- 日中開放撮影をメインにする人(メカシャッター1/2000まで、NDフィルター必須)
よくある質問
ソニー公式で69万円、実売で60万円前後です。10年ぶりの復活モデルで、フルサイズ61MPセンサーを498gのコンパクトボディに搭載した唯一無二のカメラですが、価格は高額です。
センサーが61MPに高画素化(α7R5と同等)、BeyondXRやAIプロセッシングユニット搭載でAFが高速化、クリエイティブルックにFL2/FL3が追加されました。ただし内蔵フラッシュがなくなり、モニターがチルト式から固定式に退化した点は残念です。
約498gで500mlペットボトルより軽く、フルサイズカメラとしては驚異的な軽さです。α7CRより20g軽く、α7R5より二回り小さいので、旅行や登山での持ち運びハードルが大幅に下がります。一度使うとこのサイズ感に感動するレベルです。
61MPの高画素を活かして35mm→50mm→70mm相当にボタン一つで切り替えられる機能です。50mmでも約29MP、70mmでも15MP残るのでSNSやプリントに十分。レンズ交換せずに単焦点3本分の撮影ができ、後で構図を切り出す自由度も高いです。
ツァイスのゾナー35mm F2単焦点レンズで、10年前のモデルから変わっていません。AFは最新GMより遅くモーター音も聞こえますが、ツァイスらしいコントラスト高めでパキッとした固めの描写が楽しめます。開放ではソフトな写り、若干青っぽい色味が特徴です。
開放F2~F2.5では窓枠などに紫色の線(フリンジ・色収差)が出やすいです。ただしオールドレンズライクな昔のレンズっぽい柔らかい写りが好きな人には魅力的です。気になる場合は少し絞って撮影すると改善されます。
FW50という小型バッテリーで公式300枚ですが、実際は写真も動画も撮ると1日で3-4個必要です。モバイルバッテリー必須で、USB-C給電対応なので移動中に充電するのがおすすめ。こまめに電源を切ることでバッテリーを節約できます。
写真撮影時は手ブレ補正なしです。動画撮影時は電子手ブレ補正(アクティブモード)のみで、本体手ブレ補正はありません。カメラを動かすとグラグラするため、フィックス撮影(固定撮影)向きです。
動きません。完全固定式で、前モデルRX1RIIではチルト式だったのに退化しました。ただし固定されていることで逆に工夫して撮ろうという気持ちになり、新しい映像・写真が撮れるという意見もあります。
メカシャッターは1/2000までなので、日中開放撮影は露出オーバーで白飛びします。電子シャッターに切り替えるか、NDフィルター(K&FコンセプトのナノXマグネティック49mm推奨)を使う必要があります。F5.6まで絞れば4000分の1秒まで使えます。
4K30P/10bitまで、1080P120Pに対応しています。4K60pは撮れません。本格的な動画撮影には物足りないですが、日常vlogやフィックス撮影中心なら十分です。RAT対応で自分の好きな色でプレビューしながらLog撮影できるのは便利です。
電子手ブレ補正アクティブモードだとISO6400までしか上がらず、8000以降は手ブレ補正をオフにする必要があります。また5-6分以上の長回しは動画が分割されます。シャッタースピードは1/50ではなく1/80~1/100に上げると手ブレが軽減されます。
α7CR(37万円)やα7R5(45万円)の方が機能充実でコスパは良いです。ただしRX1RIIIはレンズ込み498gという軽さが唯一無二。すでにα7R5を持っていて軽量サブ機が欲しい人、このサイズ感に20万円以上払う価値を感じる人向けです。
Leica Q3(100万円)はブランド力・デザイン・質感で圧倒的ですが、使いやすさはRX1RIIIが上です。カスタムボタン8個(Q3は4個)で直感的操作が可能、クロップ範囲の枠がモニターに表示され実用的です。撮る時の使い勝手重視ならRX1RIIIです。
新しく追加されたフィルム調の色味です。FL2はコントラストやや高く落ち着いた発色でノスタルジックな雰囲気、FL3はコントラスト抑えめでクリアな発色です。撮って出しで楽しめる色味で、特にFL2が人気です。
ありません。雨天や砂埃の多い環境での使用には向いていません。軽量化のために削られた部分です。
①予備バッテリー(純正FW50を1-3個)、②モバイルバッテリー、③NDフィルター(K&FコンセプトのナノXマグネティック49mm)、④SDカード(プログレードのゴールドorイリジウム)、⑤外付けマイク(ECM-M1)がおすすめです。
個体によってはC3ボタンが使えない、ダイヤルが少し回しただけで値が変わるなどの不具合報告があります。購入後はしっかり動作確認をすることをおすすめします。多くの個体は問題なく動作しています。
価格と在庫状況
※価格は変動する場合があります。最新価格は各ショップでご確認ください。
📊 販売店価格比較
- 💰 ポイント還元対象店舗あり
- 🚚 店舗により条件異なります
- 🛡️ メーカー保証1年
💡 購入ガイド
📋 詳細スペック
| ディスプレイ仕様 | |
|---|---|
| 解像度 | 背面モニター 3.0インチ 約2,359,296ドット TFT液晶/ファインダー 0.70× 約2,359,296ドット OLED |
| リフレッシュレート | (公式明記なし) |
| 視野角 | 100%カバー(ファインダー)、背面液晶は固定式(チルト非対応) |
| パネル種類 | 背面:TFT液晶、ファインダー:XGA OLED(内蔵) |
| ハードウェア仕様 | |
| 重量 | バッテリー・メモリーカード含む 約498g/本体のみ 約454g |
| サイズ | 幅 約113.3 mm × 高さ 約67.9 mm × 奥行 約87.5 mm(レンズ先端~モニター含)/約113.3×67.9×74.5 mm(通常奥行) |
| 材質 | ボディ:マグネシウム合金(堅牢構造)、レンズ:ZEISS Sonnar T* 35mm F2 (固定レンズ) |
| バリエーション | 固定レンズ35mm F2仕様のみ |
| 接続仕様 | |
| 接続方式 | USB-C(USB Power Delivery対応)、HDMIマイクロ端子(タイプD)、Wi-Fi、NFC、マルチインターフェースシュー(デジタルオーディオインターフェース対応) |
| 対応デバイス | スマートフォン転送/リモート撮影対応(専用アプリ) |
| Bluetooth | (明記なし) |
| 撮像センサー・レンズ仕様 | |
| センサー種類 | フルサイズ(35.7×23.8mm)裏面照射型Exmor R BSI CMOS |
| 有効画素数 | 約6,100万画素(61MP) |
| レンズ焦点距離 | 35 mm(固定) |
| レンズ開放F値 | F2.0 |
| 最短撮影距離 | 通常部 0.3 m/マクロモード 0.2 m(撮影倍率 約0.26×) |
| ステップクロップ機能 | 35mm/50mm(約2,900万画素)/70mm(約1,500万画素)で切り替え可能 |
| 動画・静止画撮影性能 | |
| 静止画記録フォーマット | RAW(ARW5.0)/JPEG/HEIF |
| 動画記録フォーマット | 4K 30p(10-bit 4:2:2)/Full HD 120p |
| ISO感度(静止画) | 標準 ISO 100-32000、拡張 50-102400 |
| シャッタースピード | メカニカル 1/4000~30秒/電子 1/8000~30秒 |
| オートフォーカス | 693点位相差AF(AI被写体認識機能:人物・動物・鳥・昆虫・車・飛行機) |
| 特殊機能・撮影支援 | |
| 手ブレ補正 | 静止画には光学手ブレ補正なし/動画には電子式手ブレ補正搭載 |
| クリエイティブルック(プリセット) | 12種類プリセット対応(例:FL2/FL3等) |
| マルチインターフェースシュー | 電子音声出力4ch対応(24bit) |
| 本体内充電/USB給電 | USB PD対応でUSB-C端子経由で充電可能 |
| 電源・バッテリー | |
| 電池種類 | 充電式バッテリーパック NP-FW50 |
| 静止画撮影可能枚数(CIPA準拠) | ファインダー使用時 約270枚/液晶モニター使用時 約300枚 |
| 動画撮影可能時間(CIPA準拠) | ファインダー使用時 約50分/液晶使用時 約80分 |
| 消費電力(動画撮影時) | 約5.5W(モニター/ファインダー使用とも) |
| その他仕様・付属品 | |
| 外形寸法 | 前記参照(約113.3×67.9×87.5 mm/74.5 mm) |
| 使用温度範囲 | 0℃~40℃ |
| 主な同梱品 | バッテリーパック NP-FW50、レンズキャップ、アクセサリーシューキャップ、アイピースカップ、ショルダーストラップ、ラッピングクロス(USBケーブル・ACアダプターは同梱されず) |