最初は『これダサいのかな』って思ってたんですけど、1ヶ月使ってみると『あ、iPhoneのプロモデルってこういうものだよね』っていう感覚になった。慣れますね。

デザインの変更に目が行ってしまいますが、以前のチタンモデルと比べてメカ感が増したな。女性が好むような可愛い路線ではない。高級感というより、『スマホです』っていう無骨な感じ。

約7年続いたカメラバンプが横に伸び、2トンカラーの新デザイン。正直まだ見られてない。好み分かれそう。

望遠のクロップで8倍が使えるようになった。1ヶ月使ってほぼ使わないと思ってたんですが、先日の原宿フェスで8倍が活躍しました。競舞台のアリーナ席が間に入るくらい離れてても、8倍の4Kで撮ってるからこんぐらいズームしてもこのぐらいの画質。前のiPhoneでは絶対不可能。

光学4倍の48MPの望遠レンズ。光学相当8倍ズームが可能になった。望遠レンズのセンサーサイズも56%アップ。明るさや画質も著しく向上。拡大すると差が明確にわかる。

待望だった望遠レンズが4800万画素に対応。これまでは1200万画素で低画素だったんですが、今では光学4倍で最大4800万画素。フュージョンカメラで8倍の200mmでも12メガピクセルで撮影可能。

何が大きいアップデートで言うと、無印もエアーも使えちゃうんだけども、この自撮り体験はね、かなり差は感じるんじゃないのかなと。縦取りで横も取れる。これね意外と使いました。普段こうやって自撮りするんだけども、この状態で親指だけで簡単に操作できるから楽じゃん。

フロントカメラが12MPから18MPに。センサーサイズも約2倍。スクエアセンサーになることで、同じ向きで持ったまま画角が変わった。自動回転・自動ズームもできる。SNS需要を見てるのはやっぱり時代。

フロントカメラの画素数が18MPに。センサーサイズも約2倍。スクエアセンサーで、iPhoneを縦持ちしたままでも横サイズの撮影が可能。デュアルキャプチャ機能で外カメと内カメを同時に記録。思い出を振り返った時に自分の写真も少なくなるかもしれない。

ベイパーチャンバー。僕YouTuberっていうこともあり、やっぱりカメラのところに関するものが非常に多いんですが、このプロモデルというものはそういったものでございます。このベイパーチャンバーにより、安定感が増したことへの安心感。4K 60フレームとかちゅんちゅんに熱くなる。熱停止もう何十回は熱停止したことありますよ。

確かに熱が分散されていて高熱性が高い。高負荷な処理を行っている状態でも従来より長い時間の安定動作が期待できます。ただ反面スマホ全体が熱くなるので、手で持つと違和感を覚える方も。

アルミニウムを採用したことで、チタン素材に比べて20倍も優れた熱伝導性があると。さらに新しくVapor Chamberを搭載。実際の測定で14 Pro Maxが49.8度に対して17 Pro Maxが45.3度。

ProRes RAWの収録に対応しました。ファイナルカットカメラやブラックマジックカメラなどの対応アプリでRAW動画の撮影ができるように。これはカメラのセンサーが捉えた全ての情報をそのまま保存する。

Apple Log 2という記載がありました。以前のApple Logに比べてダイナミックレンジが向上したみたい。ダビンチリゾルブに取り込んでスコープを確認すると、明るい部分と暗い部分のどちらもより多くの情報を記録できていることが分かります。

屋外のピーク輝度が3000ニトに向上しています。ダイナミックアイランドはやっぱり黒い部分が大きいのでコンテンツによっては干渉してきちゃう。その点は許容しないといけません。

全モデルでスーパーレティーなXDRディスプレイを採用。反射防止コーティングが追加。反射率が33%カットされたため、確かにその差を感じることができます。

撮影で使っておりますのであのガンガンに撮影しない日なんかね、あのマジで減り遅い。あの夕方とか夜になってもあの60%ぐらいを保てたりしてて、あの全然減らない。バッテリー持ちに関してはどんどんどんどん良くなって来年どうするんだみたいな。

WiFiストリーミングで動画を流し続けると約26時間45分。27時間に迫る勢い。24時間を超えるかどうかが私の中でハイエンドフラッグシップの基準。これを上回ってきたのでもうびっくり。

17 Proが最大33時間のビデオ再生。実際にYouTubeでの連続再生で検証すると、100%から2時間のYouTube連続再生でiPhone 17 Pro Maxが90%。バッテリーの性能は向上している。

AnTuTuベンチマークスコアで約230万点。とにかく高性能ということは間違いないですね。アプリも非常にいい感じですし、ゲームの立ち上げ直後は動作がちょっと鈍くてスムーズじゃない場面も見られたんですが、さすがはAppleですね。

6分8秒のProRes 422の6K動画を書き出し検証。速度は2分12秒でiPhone 16 Pro Maxが最速。iPhone 17 Proで3分4秒。他の端末でも検証すると、やはり16 Pro Maxが最速という結果に。

アルミなので、めちゃくちゃこの傷には弱いっすね。コンクリートの上とかに落としたりするともうガツンとへこみ傷できますね。これが前のチタンとの大きな差でございまして。

セラミックシールド2で耐久性が向上。ただ、反面スマホ全体が傷つきやすいので取り扱いには十分注意が必要。アルミボディの放熱性向上と耐傷性のトレードオフ。

セラミックシールド2が採用され、16 Proシリーズの3倍の性能があると。ただ耐久性というのは長期使用での検証が必要。カメラバンプが横に伸びたことで、多くのケースではカメラバンプ部分は露出する。

Googleのイベントだったんだけど、全部このiPhoneで録画させていただきました。本当にGoogleさん懐深いですありがとうございます。動画でも縦取りでありながら縦持ちでありながら横もいける。

動画の見え方も非常にいい感じですし。YouTubeで動画を流し続けると画面いっぱいに表示。ベゼルは薄い。4K 60フレームでも、スムーズに動きます。

動画撮影は最大4K 120fpsというとんでもない性能。4Kビデオの撮影時に20%のスローモーション撮影ができるということ。ただしアクションモード・シネマティックモード・空間ビデオが進化なし。

撮影が大好きな人にとっては買い替えはあり。写真とか動画を撮るのが好きっていう人にとっては、やっぱりこのプロモデルいい存在になるんじゃないのかなと思います。

最後に価格です。20万円を切るのは256GBのみ。それ以外は20万円を超えます。RAWやProResを使いこなすクリエイターの方はプロモデル一択。そうでない方は機能がご自分に合ったものかどうか、よく考えて検討してください。

正直なところProであるべき理由というのはこれまでよりもかなり少なくなりました。全ての機種で120Hz・常時表示・最新チップを搭載。ディスプレイ性能は全てが同等。フロントカメラも全てで統一。

撮影が大好きな人にとっては買い替えはあり。写真とか動画を撮るのが好きっていう人にとっては、やっぱりこのプロモデルいい存在になるんじゃないのかなと思います。

アプリもスマホとしては十分すぎると思います。カメラが好き、写真にこだわりたいという方はやっぱりプロモデルが選択肢になるかな。最後までご視聴いただきありがとうございました。

このiPhoneのカメラの素晴らしさというのはしっかりとお伝えしていきたいです。RAWやプロレスを使いこなすクリエイターの方はプロモデル一択。そうでない方は機能がご自分に合ったものかどうかしっかり検討してください。